自治体<危機>叢書
住民監査請求制度の危機と課題

田中孝男(九州大学大学院法学研究院准教授) 著
定価(本体1,500円+税)
2013年10月5日発行
住民監査請求制度の危機と課題
住民監査請求が活発に提起されること自体は自治体当局の《危機》かもしれませんが、自治体の《危機》ではありません。地方自治行政の現場で、住民監査請求制度本来の趣旨を損なうような運用がなされたり、そのような制度改革が進められることが、自治体の《危機》なのです。

目 次

まえがき
1 本書の意義と構成等
2 住民監査請求・住民訴訟制度の概要
 一 納税者訴訟制度から住民訴訟制度へ
 二 制度の趣旨目的
 三 住民監査請求制度のポイント
3 住民監査請求の運用実態
 一 住民監査請求の提起と監査結果の状況
 二 最近の住民訴訟判例
4 監査制度・住民訴訟制度の見直しと住民監査請求
 一 総務省『地方公共団体の監査制度に関する研究会報告書』
 二 総務省『住民訴訟に関する検討会報告書』
 三 住民監査請求制度の危機と課題
付録 地方自治法関係条文(抜粋)




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